姉は、今は香川県高松に住んでいる。

大好きな電車琴電である。

仏生山温泉は、最高である。

今のやり取りはほぼLINE

年に数回、東京に帰ってきては会う。

一つ上の姉だが、自慢の姉であり

尊敬をしている。

いわゆる人格者である。

大学までは全く

自分が観たいテレビのアニメ番組のチャンネル権で

何度も争いに負け、悔しくまたは憎き姉であった。

私以上に人生波乱万丈である

徹子の部屋にも出てもいいのでは思っている。

少し綴ってみます。

中学は、ソフトボール

高校は、バレーボール

大学は、テニスサークル

まあ、ここまでは平凡です。

短期大学に入り、

女子大憧れの職業に就職した。

そう、当時の呼び名は

スチューワーデス、今は、客室乗務員という

のだろうか。

堀ちえみが出演していた

スチューワーデス物語が流行っていた。

しかも大手の赤ではなく青の方航空会社だ。

弟ながら、スッチーはやるやないかいと

思ったものだ。当時私はまだ、大学生真っ盛り。

中央大学多摩公社のキャンパスでぷらぷらとしていた時代だ。

国内線になり全国を飛び回っていた。

両親も鼻が高かったたと思う。

後は、結婚して子供、孫が欲しい。

普通の親なら誰でも願うことかもしれない。

姉は、真面目である。

そして、人に優しい。誰にでも優しい。

子供だけでなく、高齢者にも外国人にも優しい。

職場でも明るく振る舞っていたはずだ。

会社のクリスマスパーティーの司会もやったことがあるそうだ。

(おそらく1000名以上の参加の。。。)

しかし、真面目が故に、自分の感情を見せないように

なってしまったのかもしれない。

5、6年して、すぱっとやめてしまった。

人間関係に疲れていたようだ。

そして、当時付き合っていた彼氏の影響で

キリスト教に興味を持ち始める。

私もたまたま読んでいた三浦綾子の

「氷点」を貸したらいたく刺激をうけたようだ。

私のスペイン留学時にも遊びにきてくれた。

その後、アイルランドが語学留学にもいいよと

スペインにいた時の友人からの情報を伝えたら

何年かして、姉は、アイルランドに英語の留学をした。

その後、イギリスに移り、

料理学校にも1年間通った。

行動力は、私の父親譲りだ。

イギリスで西洋料理を学んだ後に

フランスのレストランでも働いた。

しかし、不法労働がいけなったようで。。。

どこかの空港の通関で疑われ

日本に強制送還になったようだ。。(確か。。)

日本に帰国後は、キリスト教の勉強しつつ

天ぷら屋の堀川で働き始めた。

この時は、私もニセコに移住していて

姉と話す機会は多くなかったと思う。

その後は、何度か結婚話しは、浮かんでは

消えては。

私が、先に35歳で結婚をした。

姉は、神奈川県大磯の教会で働いていた。

その後なんかのご縁で

香川県高松に移った。

当時大島にも通っていた。

とても信頼できるクリスチャンの方がいた聞いている

私も知らなかった世界が大島にはある。

ハンセン病療養所

香川県高松市にある大島(おおしま)は、美しい瀬戸内海に囲まれた小さな島。 海外からも多くの観光客が訪れる瀬戸内国際芸術祭の会場の1つでもある。 この島に、かつて90年にもわたる国の政策(※1)によって多くのハンセン病患者が強制隔離された国立ハンセン病療養所「大島青松園(おおしませいしょうえん)」がある

その後、高松の教会の牧師と出会い

電撃的に結婚した。

そう、弟からしたら電撃である。

私が当時37、姉38歳。

めでたい話ではあるが、

裏では色々とあったことを告白させてください。

私は、両親は、鹿児島生まれで

鹿児島に育ち、無宗教である。

キリスト教とは全くご縁がない。

父は、海外に駐在したことも長くあり

理解は早かったと思う。

しかし、母は、嬉しいと同時に

なぜという思いが強かったのでは。

せっかく、華やかな世界のスチューワーデスに

なったのに牧師さんと結婚するのかと。。。。

弟ながら、母の苦悩も理解できる。

姉は、ご主人牧師さんの教会を

手伝いつつ、

豊島の老人ホームでも仕事をしていた。

小豆島、美術館の直島が

有名だが、豊島(てしま)だ。。。

姉は、料理ができるので重宝がられる。

実は、豊島で姉が働いていたおかげで

私にとっては、伝説の美術館

豊島美術館に出会うことににある

ここは、ヨーロッパのアート愛好家には

人生最後までに行きたい美術館の

一つになっているという。

確かに、フランス人が多く訪れていた。

もう一度行きたい。

なぜ、こんな場所に

こんなアートが。

直島ではなく、豊島(てしま)だ。

ぜひ、興味がある方は、一度訪れてみてください!!

さて話し戻そう。

姉は、高松に移住して

牧師と結婚をした。

そして、引き続きキリス教の学びを深めていった。

子供がいないため、

私の長男中2、次男小2を溺愛してくれる

いつも、我が子のように愛情を注いでくれる。

いつも家族のLINEで

最強クラスの「いいね」コメントを入れてくれる。

ただ、私が姉を尊敬しているのは

教会に通っている方のお子さんでも

私の子供、甥っ子と同じように愛情を

持って接しているところである。

そして、高齢者ももちろんのことである。

両親にもいつも手紙を書いている。

今は、母も理解してくれて

関係は非常にいい。

今は、姉も色々ストレスもあるかもしれないが

尺八に出会い、人生を楽しんでいる。

クリスマスの会でも演奏するそうだ。

何事にも一生懸命の姉。

英語も話せ

実はフランス語も話せ

料理の腕は一流

コミュニケーションは筋金入り

そして、クリスチャンであり

保護猫を10匹以上家で飼っており

先日とうとう牧師になりました。

牧師として人格者としてたくさんの方を

これからも励ましていくのだろう。

家族だけではなく、

他人にも優しくいられる姉を

心底尊敬をしています。

さて、姉の波乱万丈人生は、

私同様まだ、続きがありそうだ。

次回また綴っていきたい。

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